シンガポールは今までにもまして暑く湿気が多くなってきました。
ロダイク法律事務所での勤務もほぼ9カ月が過ぎようとしています。
任されるケース、扱う仕事の量も多くなってきたので、時期によってはかなり忙しくなりました。
英語で仕事をするのは大変ではないですかとたまに聞かれます。
結論的には、大変だと思います。書面を読むのに日本語の場合と比べ時間がかかる、Affidivit(宣誓供述書)や契約書を書くのに苦労する、ネイティブの同僚弁護士との議論も日本語より緊張する、などあります。
ただ実際は、目の前に仕事があるので、英語だから大変だななどとと考える余裕は一切なく、やるべきことをやるだけです。ニューヨーク州の司法試験も同じでしたが、ネイティブでないのを言い訳に出来ない環境に置かれる、というのが、英語力を磨く上でも一番の訓練になると思います。
また、シンガポールには、ヨーロッパや東南アジア諸国出身の人など、英語が母国語でなくとも英語で仕事をしている人が山ほどいるので、このような環境が、自分もできるだろうという気持ちにさせてくれます。
日本に戻っても、英語力やその他身に着けた仕事のノウハウを忘れないようにしたい、そのためにどうすべきか、と考えを巡らせている今日この頃です。
写真はロダイクストリートのサインです。